2012-02-14 「岩手 大槌高『十七歳の十七音』」朝日新聞2月14日夕刊 趣味 岩手県立大槌高校の2・3年生が詠んだ俳句210句と、昨年度の卒業生の一部が震災前に詠んでいた24句が「十七歳の十七音」と題する冊子にまとめられた。被災地の若い心が、17音に凝縮されている。 十七音錦繍のごと繋ぎゆく 星月夜億光年経ても褪せず 何事もなかったように蝉の声 あの日から見るしかできぬ青い海 がれき山今は亡き祖父蜃気楼 風花や暁感じ我思う 七五三今では母の手を払う 窓の外彩る色に秋匂ふ