朝日新聞の記事「元気のひけつ」

本日の「be on Saturday 」赤版の記事。
「傾聴の心得 ありのまま受け止め聞く」として「悩みを癒やす傾聴のテクニック」とある。
 傾聴をテクニックで論じてはいけない。中に「傾聴を始めるにはある程度の訓練が必要でん」とある。
 違う!訓練ではない。そもそも、傾聴していい内容としてはいけない内容がある。傾聴をしてもらってよいタイプの人と受けてはいけないタイプの人がいる。それを見極められない技量の人が手を出してはいけない。
 例えば、「うつ病の治療には、薬とカウンセリングと栄養と運動だ」を知らない人がいるよね。薬とカウンセリングしかしてくれない医者を選んではいけないんだよ。
 傾聴だってそうだよ。傾聴しているうちに、悩みのるつぼにはまって浮き上がれなくなったときに止められるかい?とめたり、引き上げたりも必要なんだよ。テクニックなんて、生易しいものじゃないよ!
 ちなみにこの新聞記事を書いておく。出典はNPO法人「ホールファミリーケア協会」山田豊吉さんだとある。
座る位置
1.相手の顔を見ながら話す。目線は同じ高さで
2.1メートルぐらいの話しやすい距離に座る
3.真正面だと圧迫感を与えるので、ななめ横に座る
4.信頼関係ができたら、相手のひざに手を置いたり、肩に軽く手を触れたりすることもよい
やり方
1.相づちを打つ、うなづく
2.相手の言葉を繰り返す
3.相手が話した内容を変えずに、整理して言い換える
4.相手の気持ちに寄り添いながら励ます
5.相手の話に反論や否定しない
6.安易に慰めず、まずは気持ちを受け止める

 これは正しい。間違ってはいない。これでは解決しないのが生身の人間なのだ。テクニックじゃないんだよ。哲学だ!と言いたい!!