メール通信は安否確認

 しかし、みな、熱心でよく勉強している。「あさイチ」もよく見ている。
 早速、返信がくる。
あさイチはセンセーショナル!○▽が効く、とか言うと、スーパーの売り場では品切れになる。話半分!と思ったほうがいいよ〜!」
 さすが、批判精神旺盛な「紫陽花の会員」!惚れ惚れする〜。

「その薬なら、おばあちゃんも使いました。怒りんぼうだったのが、おとなしくなりました。 でも、認知症の症状は変わります。今は穏やかで、というか、反応が少ない日と、とても良い日とか、日によって違うよ」

「今は認知症の薬は飲んでいません」

「何を見ても、『うちとは症状が違う』と思ってしまう。空しい」

 まぁ、いろいろだ。
 「あなたのように『精神科には行かない』という選択肢もあるよね」と言われてしまった。
 そうね、うちのばあちゃんは、年とともに、進んできたから「年齢に伴う老化だ!」と思って、精神科は行かなかった。内科で睡眠導入剤をもらっていたのが、依存症になっていて、やめるのに苦労した。「眠れない」と言うが、9時ごろに寝たら、夜中に目が覚めるのが当たり前だ。また薬を飲むから効かないのだ。結局「心臓の環状動脈の閉鎖、狭心症」の検査で入院したときに、やっと睡眠薬をやめたのだった。

 薬にはご用心。
「特効薬ってないんかな?」という返信もあったから、気をつけてね、と言いたい。