朝の天気予報「洗濯日和です」

「湿度が低く、カラッと晴れて過ごしやすいです。大陸育ちの高気圧に覆われています。今日のような良いお天気は、もうありません」
 暑いのには少しずつ慣れてきた。
 しかし、ここ何年か、春の田植え準備の頃に雨が少ない。「田んぼに水が入らない」とみんなが嘆いている。池の水が少なく、溝を掃除しても、落ちてくる量はしれていて、みんな四苦八苦。水を引いて、少しずつトラクターで伸ばして、何日もかけて、やっとできる有り様。私より10歳も年長のおばちゃんたちが、てくてく歩いて田んぼに通っている。
 なんで水が無い?
 いとこは「こぶしの咲く夏は日照り、やから、今年は水、無いで」と言う。ばあちゃんもそう言っていた。「たたかうおばあちゃんが行く!」の本にもちゃんと入れた。
 こぶしの咲く年は日照りか、今年、確かめたいと思う。私の経験では、日照りの夏の次の年は、こぶしが少ないと思う。
 中学生の時に、国語の教科書で「こぶしの花」を習った。近所の先輩に「山の花は、こぶしとは違うよ。あれはタムシバ」と習った。同じ「木蓮科」の仲間で、花は似ている。花の下に、葉が一枚あるか無いかで、見分ける!こぶしの花の下には葉が一枚あり、タムシバには無い。植物図鑑でどうぞ。
 私のは「山渓カラー図鑑日本の樹木」山と渓谷社 1985年初版