だるま弁当

 今日は2日かかって来た距離を帰るので、乗ってばかりだ。
 お父さんに高崎まで送ってもらう。
 昨日とは違う道をひたすら下る。
 草津温泉湯畑が標高1156メートル。それから深い山を下ること、ふと右を見ると、橋の上に「標高540メートル」の標識がある。もう、5〜600メートル下ってきたのだ。
 山が深い。うちの近所の山とは厚みが違う。東京で「群馬県の山は面白いのよ。ゴツゴツしてるから見てきてね」と言われた。それがみつかった。山の上は木が生えていて、下は無いのだ。山肌が見えていた。なだらかな山の姿ではなく、ボコッとしていた。
 高崎で名物だるま弁当を買い、12時ちょっと前の長野新幹線「あさま」に乗った。