「介護家族を支える電話相談ハンドブック」角田とよ子著中央法規 2013年

 角田とよ子さんのご著書が届きました。ちょっと読み始めたら止められません。電話相談の意義、役割、やり方が詳しくて、よくわかります。私にはできない仕事です。
 角田とよ子さんを知ったのは「つどい場さくらちゃん」つまり、まるちゃんとこに「介護支え合い電話相談」のチラシがあったからです。
 2009年の「新型インフルエンザ流行のため兵庫県介護施設一斉休業」のあとです。農繁期だぜ。「ばあちゃんを連れて百姓はできん。殺すしかない!」と怒り狂った私が「たたかうおばあちゃんインフルエンザパニック特集号」冊子を送りまくった時です。
 鳩山由紀夫さんや川田龍平さんから「いただきました。大変さを共感できる政治をします」旨の返事のハガキが来ました。
 角田さんからは「介護者の皆さんからの様々な訴えを聞いていたのに、農繁期の大変さに思いいたりませんでした」とあったので、印象に残り、今も忘れません。 それからたまに「たたかうおばあちゃん」冊子を送り、介護者仲間の相談があれば、メールで相談にのってもらっています。
 私はプロの資格もなく、経験も少ないけれど、相談できる方々に恵まれ、ありがたいことです。
 現在は、介護サービスがあっても、ケアマネがいても、電話相談はまた別の役割があるのですね。
 「介護者に寄り添うとは」がわかりました。
 私がしている「介護を語る紫陽花の会」はまた別のことで、お互い、自覚した大人の会、学び合い、刺激しあうのが値打ち。私がよ〜くしゃべっているけど、まあまあ、これは良いのでは?
 勉強は常にしなくては、と刺激されました。感謝、感謝。