「絶対に、医者に殺されない47の心得」岩田健太郎著 講談社 2013年

 岩田健太郎先生は神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。週刊誌にコラム「医者のけもの道」を書いておられる。
 夫はそのページをビリビリ破って保存している。
 この本を神戸大学病院生協で見つけて「岩田先生だ!」と思って、買ってきた。慣れている著者なので読みやすい。
第1章 病院・薬と上手につきあう基本
第2章 こんな薬を出す医者に気をつけろ
第3章 こんなタイプの医者に気をつけろ
第4章 医療情報のうそ・ホント
第5章 医者と患者の「おいしい」関係
 帯に「病院を50%だけ信じて医者と薬を100%使いこなす方法!!」とある。「日本の医療は世界のなかでは突出して変わっている」そうだ。 
 患者はもっと賢くならないと・・・ということだ。
 この本の置いてあった近くには、医学部の教室の岩田先生の講義を再現したというか、収録したというか、実況のような本もあって、これはNHKの番組「ドクターG」のようでもあり、海外の講義で討論で考えを導くあのやり方のようでもある。専門的なので買うのは遠慮した。それでも素人が読んでもおもしろそうだった。