朝日新聞「大介護時代・家で暮らす(4)『義母のため頑張ってきたけど』」
今回も認知症の話。
シリーズ「家で暮らす」の2と3は、病気の人が退院して家で暮らす。訪問診療と訪問看護師とヘルパーさんを組み合わせたケアプランで、最期の時を家で暮らす。良い話だったのに、認知症の人を介護する話になると、どうしてこんなにだめになるの?
小見出し「義母が認知症。本読みあさった」まあ、これは私もやった。
「夢も仕事も諦め」「介護は人生の消耗としか思えない」
なんでこうなるの?
「要介護2で週6日、デイサービスを利用、その時間だけ心が休まる」「特養の入所待ち、でも、待機者52万人」
このお姑さんは、いろいろ困った症状がある。
この場合、使うサービスはショートステイだ。それもなるべく長くステイさせてもらって、困った症状をとる。穏やかに家で暮らせるように性格改造をしてもらう。そのあと、家に戻り、ショートステイとデイサービスを組み合わせ、主たる介護者である、この女性も「介護が全て」の生活ではなく、自分の仕事も、夢のうち何分の一かも叶う生活を立ててみる。
特養入所を待っている間にも、ショートステイを探すのだ。
それも、良い介護をしている施設でないと、性格の改善はできない。
それはケアマネさんの腕なので、ケアマネさん選びからやり直した方が賢明であると思う。
また、この方がより重要だが、夫の無理解と非協力的な態度だ。これは、我々、他人にはなんともできないなあ。