「介護休業 分割可能に 厚労省法改正へ 17年導入方針」朝日新聞5月4日

 2010年度から導入されている介護休暇は、病気やけがで介護が必要になるごとに、93日を限度として1回の介護休業が取れる。賃金の4割が雇用保険から出る。また年5日までの介護休暇もある。これは賃金の保障はない。
 総務省によると、介護をする労働者は2012年で約240万人いるが、介護休業の利用は3.2%、介護休暇は2.3%にとどまる。
 厚労省の委託調査では、介護の開始時に仕事をしていた人のうち2割弱が辞めていた。介護のために連続して休んだ人の4割が、年次有給休暇を利用していた。