教え子
教え子から大きな封筒が届いた。
秘書をしている人で「先生、秘書は宮廷女官なんですよ」と言う。「え?清少納言?」と私が言う。清少納言と中宮貞子の心の通い、生涯で一人でいいからこういう人に出会えたらいいと思う。
そんな教え子が同窓会を取り仕切っていた。百人を超える同級生と十何人の先生を束ねていた。それは偉い。
その後、「大学生になった。パソコンで勉強して4年で卒業する」と言う。
猛烈にレポートを書いているのを知っている。
宣言通り卒業した。それを「学びのススメ」という文章にまとめている。
改めて、すごいね、よく頑張った!と思う。
文章の構成も、サブタイトルの付け方も上手だ。
本当に上手になっている。
「先生との交流」という項では、先生から来るメールがすごい。会うことなく、メールのやりとりで、レポートの添削をするのだから、細やかな気配りがある。
私の同級生に「○○ゼミ」の赤ペン先生をしている人たちがいて、必死にコメントを書いている。私も頑張って書こう。
教え子は元気でいてくれるだけでありがたいのに、こんなに頑張って!
うんと誉めてあげなくちゃ!