「紫陽花の会」

 今日は「たたかうおばあちゃん」の元ケアマネさんに来てもらった。
 初参加の自営のケアマネさんも来てくれた。
 11月に婦人会の婦人福祉講座で、元ケアマネさん(今は主任さん)と一緒に講演をする。その準備で来てもらうのも二回目になる。
 紫陽花の会員の中に、その講座の主催者である婦人会の教養部員がいて「まず、主任さんが介護保険のあらましを説明して下さい。プリントも作って下さい。そのあと、すももさんが『たたかうおばあちゃん』の話をしてください」と言う。
 婦人会も進歩したなぁ。いきなり「介護保険の勉強」というタイトルで講演会をするのか?
 言っちゃあ失礼だが、婦人会も面白くない題で講演会をしても、その時の理事さんと役員さんしか来てくれない。「介護」というタイトルでできるまでには過去の積み重ねもあるんだよ。
 というわけで今日は私が長年の勉強の結果、今も疑問に思っていることを質問した。これが初心者の疑問解決につながるんだよ。
 1.介護施設を経営しているのはどういう人?社会福祉法人とは何?
   答えの一部。社会福祉法人は利益が出たら、地域に還元しないといけない。
   今日のような地域の自発的な勉強会に、講師に来るのも、そのうちの1つ。
 2.紫陽花の会員にもいるけど、自営のケアマネさんて、どういうの?
   答えの一部。株式会社なんだそうです。だから利益が出たら、どんどん儲ける。
 3.地域包括支援センターて誰が運営しているの?なぜ、民間の社会福祉法人がやっている施設(特養)にくっついているの?
   答えの一部。地域包括支援センターの制度ができた時に、「やる人?」と聞かれて「やります!」と手を挙げた法人がやっているそうです。なるほど。

 知っているようでも、知らないことばかりで、ひとに説明できることはほんの少しだ。
 だからまた勉強するのだけれど、「私の分野じゃない」と手を引くのが最近のすもも流だなぁ。
 あかんか?
 次に「来年は京都で『国際アルツハイマー病協会』の総会がある。みんんで以降」と言うと、「なに、それ?」と言う。
 「紫陽花の会報」に書いておいたよ。会員の一人が持って来ていて、みんなに見せた。
 「認知症の人と家族の会」が世話をしているから、「会員なら参加費が安い。普通に全日程を参加すると、今の時点の早期割引でも77000円、一日参加でも44000円」というところだけ見て、「高い!」と言う。
 自分でやったことのない人ってこんなものよ。どれだけのお金が要って、どれだけの人が苦労して運営しているか、わからない人はわからないものね。
 「すもも!代表で行って、またみんなに教えて!」と言う。
 そういう受け身では自分のものにならないんだよ。