「(3) 防ぎ得た犠牲 医療だけでは救えぬ命」

 神戸新聞1月15日
 「『阪神・淡路』22年 震災関連死 繰り返される無念」
 「DMAT(災害派遣医療チーム)の約2000人の隊員が熊本地震時に派遣され、避難所や被災集落に入った。被災病院からは1400人以上の患者を運び、途上での死を防いだ。だが、長引く避難生活で持病のある人や高齢者が命を落とす中、医療だけでは命を守れない。避難環境や経済的な困難、心の問題など、さまざまな支援に長期的に取り組まなければ、本当の意味での防ぎ得た死はなくならない。」