我等が会長 新保良一さん

 一度は書かねば、と思っていた。チャンスだ。ここに紹介されているから。
 新保さんは、おしゃれでダンディ、と思っていたら、若い時から服飾関係の会社の社長さんだったのだ。センスがいいはずだ。なんて、私も英語で書いてしまった。
 25日の例会でおっしゃった。(いつも、だけれど)
「介護している人が倒れたら、なんにもなりません」上手にサービスを利用し、自分の楽しみを持って、リラックスして、介護にまたもどる。
 新保さんの場合は、ゴルフ・ボーリング・カラオケ、そして、友達、さくら会の仲間、つどい場さくらちゃんの「うまいもの」を食べる楽しみ。
 介護している人が「私も友達とワイワイしたり、カラオケもして、発散している」とよくおっしゃるのだが、「家族の会」の決定的違いは、「学びの場がある」ことだ。介護の先輩の話を聞くだけでも、学べるし、プロの話も実技もあるのだ。施設へのアンケートだって、見学だってある。だから、その地域の家族の会を探して、入ろうよ。
 新保さんのような、すてきな会長に出会える。会長以外の男性にも、奥様を介護なさっている方には、優しい方が多い。優しい人が「会」に集ってきているのかな? 「介護は楽しみ。介護には、競争がない。妻の笑顔だけだ。言葉が話せなくなっても、手を握り返してくれる」と言われる。