お便り    チューリップママから

 春が足ふみ状態ですね。田舎から夜9時半ごろ戻ってきたら、「たたかうおばあちゃん」が届いていました。出来たてホヤホヤの冊子、ありがとうございます。
 うんうん、なるほどと読み進み、どこかで母と比べています。姉の言葉にグサッときたり、落ち込んでみたりの日々...
 田舎に帰ることが多くなってきました。母は、天気の良い日は、庭の草を引いています。二人で、じゃがいも・玉葱・ネギ・小松菜を植え、チューリップや春の花も植えました。家の敷地にある畑は、いつも眺めることができ、手入れもしやすく、いいものです。母は、ぼんやりいすに座って、畑を見ているのが大好きです。遠くの道に車が通れば、「デイの車が通って、春子さんを迎えに行くんや」と飽きずに眺めています。
 田舎には、組総出の「出会い」というものがあって、田の畦や溝掃除が暑い夏を中心に4〜5回あります。墓掃除も合同で、年に5回あります。私も、もちろん、長靴を履いて田の溝の泥をあげてきました。母が大変になるのも、わかろうというもの。でも、83歳でも、やらんといかんという、田舎の組組織って、いったい何!