在宅介護支援センター つづき

 今日はケアマネさんの家庭訪問だった。この前の家庭介護教室の「在宅介護支援センター」について教えてもらった。ケアマネさんは「半年たって、だいぶ仕事に慣れてきました」と言われるとおり、頼りになる。ばあちゃんの様子もよくわかっておられるし、それ以外にも、介護の制度やら、いろいろなことを尋ねても教えてもらえるし、このごろは頼りっぱなしだ。
 在宅介護支援センターは、西宮市の場合「中学校区に一つある」ことになっている。
 ここで、介護教室でもらった説明ちらしを見ると、
「このようなとき ぜひ、ご相談ください」として、次の例があげられている。
+食事作るのが大変になってきたわぁ・・・お弁当を届けてくれたら・・・
+足元がフラフラしてきたなぁ・・・こんなとき杖があったらいいのに・・・
介護保険制度を利用するにはどうしたらいいのかな?
介護保険の対象にならなかった。ある程度の支援がないと今の生活には不安があって・・・
 説明はつづく。「在宅介護支援センターは、高齢者に関する日常生活上の相談に無料で応じる地域の相談窓口です。(西宮市の委託事業です)」

 それで「在宅介護支援センターは介護保険の事業ではありません」と言ったのだ。「困ったら、とりあえず、電話をください。家に行って、どうしたらよいか、相談にのります」ということだ。
 ややこしいのは、在宅介護支援センターが、それ自体、どーんと大きな事務所を構えて君臨しているのではなく、介護保険を使う特別養護老人ホームの中、それもある特定の施設の中にあることだ。
 介護教室のときの施設長の講義の内容も、介護保険で使えるデイサービス、ショートステイの説明や費用の話が主になっていた。
 それで、私の頭の中で、こんがらがった。うちのばあちゃんの場合は、私は介護保険制度がない時代に、特養のデイサービスに相談に行った。そして、介護保険制度が始まってから、いきなり市役所に電話をかけて、認定調査員に面接に来てもらった。だから、在宅介護支援センターにお世話になるひまがなかったのだ。そのため、未だに「在宅介護支援センターでは、何をしてもらえて、何をしてもらえないか、が、つかめていない」わけだ。今はここまで。