クリーン作戦

 今日は市内一斉大掃除、名づけて「クリーン作戦」を自治会ごとに行なう。
 掃除のあとは、消防訓練だ。消防士さんが3人来てくださって、防火の話を聞き、てんぷら油が過熱して出火したときの消火をする。てんぷら油を入れた鍋を3連のプロパンガスこんろにかけたのだが、なかなか火が入らない。消防士さんが「待っているときは、火が入りませんね。てんぷらをあげていて、電話がかかってきたときなど、電話でしゃべっていると、火がつくんですよ」ちょっと目をはなす、というのがいけない。てんぷらをあげているときの電話は無視しよう。または、もったいないが、ガスを消してから、電話に出よう。
 消防士さんが、棒の先に皮のようなものをまきつけて火をつけた「たいまつ」を持ってきて、鍋の油に近づけたが、油は燃えない。「このあたりは、気温が低いのですね。燃えません」と言われた。寒いと過熱するのが遅いわけか。「あと1分、待ってみましょう」と言っていると、火が入ったので「どうやって消しましょう?」まずは、木の「ふた」をしたが、鍋よりも小さいのか、消えないどころか、回りから燃えてきた。次に、たたんだシーツを水にぬらしてしぼった物で鍋をおおう。同じ物をもう一度持ってきて、やっと消えた。それでも、きちんとガスの栓をしないと、また燃え上がることがある。
 次に「水をかけてはいけません」と言って、試しにかけた。炎はいきおいよく、2mほども上がっただろうか?室内なら、天井まで燃えてしまう。水は絶対にかけてはいけない。
 訓練は繰り返しやって、慣れておくことが必要だと思う。