「デンマークの高齢者福祉と地域居住」

 松岡洋子著 新評論 2005年
 この本は昨年の秋「つどい場さくらちゃん」の講演会のときに買った。「漢字ばっかりで、読むのがしんどい」と言いながらつん読になっていた。12月の黒田裕子さんの講演会のときに著者が来ておられて、黒田さんに続いて、この本について話をされた。
 今回、2月6日の朝日新聞阪神版に著者の写真入りで紹介されている。松岡さんは兵庫県生まれで、福祉研究家。経済学者の夫の転勤で、1997年に1年間、デンマークで生活された。
「日本では、家族で介護するか、施設に入れるか、という二者択一が多いが、デンマークでは地域に24時間の介護体制をつくり、高齢者の一人暮らしを実現している」そうだ。