「大学病院でなぜ心臓は止まったのか」

 読売新聞社会部編 中公新書 2006年
 東京医科大学病院の専門医が行なった心臓外科手術で、患者4人が次々に亡くなった。「次の犠牲者を出したくない」1年半の取材と裁判の話。
 器用な人と、そうでない人はいるだろう。でも「そうでない人」はいくら善意があっても、医者になってはいけない。「人の命を預かっている」ということを医者はよ〜う考えて仕事をしてもらいたい。当たり前のこと。それと、もっともっと「勉強」をしてほしい。