放火

 このごろ火事が多い。というより、どうしてこんなに火事で人が死ぬんだろう。
 今朝もテレビで「放火」事件のその後を伝えていた。福祉施設で働いている女性が自宅で母親を介護していた。母親は何年も寝たきりだったという。放火をすれば母親は逃げられないので焼け死ぬ事を承知で火をつけた。殺人事件である。この家族構成を説明していたが「女性の父は女性から見て叔父にあたり、母親はその妻、つまり育ての両親だ。女性の夫は婿養子」という。うちとまったく同じなので、ぞっとした。
 殺すな。親を殺してどうする?親は年齢からみて自分より先に死ぬ。そんな親を殺して刑務所に入るなんてあほだ。両親を見送るのが養女の務めだ。私も父親を見送ったときは、肩の荷がおりてほっとした。
 ましてこの女性は介護施設で働くプロだろう。プロなら自分はお金を稼ぐに専念し、そのお金で母親の介護は他人のプロに任せろ。仕事がすんでから家に帰り、自分で母親を介護して「介護疲れ」だと?大あほだ。「うつ病」に違いない。それとも「こんな施設には大事な自分の母親を預けられない」というようなひどい所で働いていたのだろうか?
 それと「夫」はどう言っていたのだろう?協力してくれなかったのだろうか?
 腹がたってきた。
 人を殺したら死刑!性犯罪者は無期懲役で一生刑務所から出すな!余った公務員は刑務官に配置転換。刑務所に入れられた者は仕事をしてせっせと金を稼いでくれ。