「ふーん、すごい統計、出してくるね」

 昨日の「怒り出した回数」の話をメールで送ると、ベアちゃんから返事が来た。
 「だけど、家族の神経、さかなでするなあ。まあ、人相手だから、参考までにデータをとるのはひとつのやり方だろうけど... んんん?施設の中でスタッフどうしで話しあい、どう対処していくか、材料にするには役立つかもしれないけど。。。他のかたに問題行動がなければ、スタッフにはひとつひとつ、実践的な業務を任されてるようなもんだろうけど。
認知度で施設内でも、他施設でも格差がきつくなりそう。新制度ではケアマネ一人の受託件数が8件までとか。包括支援センターは、実際の職員態勢も担当プラン数も?
 介護保険料も全国平均で月額4090円とか...
 2000年に制度がはじまった時にくらべたら四割増しとか。これまた地方自治体で差があるしなあ。いくら厚労省介護施設の食住費を利用費負担にして、介護給付費を抑制しても、ね。
 去年の段階で、要介護認定を受けてサービスを受けている人が337万人。認定を受けて利用してない年寄りは88万人。使えていない原因が、きっといっぱいあるでしょう。
新しい制度では、ケアマネは基本的に要介護のプランだけを作成。要支援1と2は、包括支援センターが担当するとなると、ますます介護難民は増えそうですなあ。 今まで要支援だった人も利用時間とサービスが限られる。不安だらけ...
 相談先が段階を経て変わることは、お役所には都合がいいかも。年寄りが自分で相談となると、最初は包括介護支援センターで、もし認定がでたらケアマネを紹介され、在宅介護が難しくなったら、個別に施設をあたらなくてはならず、それこそ次々の問題に疲れてしまうよね。
 私もすもも先生やさくら会、丸さまに出会わなかったら、去年を乗り切れなかったかもしれません。介護疲れに疲れて、なんの光りもないところで、悲観的になっていましたから。細かいことはヘルパーさんたちや訪問看護師さんたちや歴代のケアマネ衆が教えて、サポートしてくれましたが、乗り越えられないものは家族の深い暗い闇でした。」
 ベアちゃんは、若いのにしっかりしている。これだけの分析をすらすら...私にはできそうにない。