ほうき

 12時になった。家に帰ろう。トンネルの入口まで帰ってきたら、 ほうき片手のばあちゃんが来ていた。杖のつもりだろくか?不気味だ。玄関に毛糸の帽子と麦藁帽子を置いていたら、重ねてかぶっていて、暖かいだろうが、見ると不気味だ。「魔女の宅急便」ではなく「やまんばのほうき」だもんね。
 出会うなり「畑に行く」と言う。昼ご飯がとんでいる。連れて帰る。