まるちゃんが７日のスピーチの原稿を送ってきた。ロータリークラブの週報に載せるのだ。当日話したのとは、似ても似つかぬ内容に化けている。当日は冗談とアドリブで私と夫をさかなにして、皆を笑わせていた。まるちゃんは口が悪いが、文章は美辞麗句。うひ…

昼ご飯を食べて、ばあちゃんは部屋に戻った。 １時半だ。ドアがちゃがちゃをやりだした。「ドアがつぶれる！何か、用？」と訊くと「今夜、ここで泊まるけどな、待っとったらよろしぃか？」と言う。「何を待つの？」と訊いてみる。「いや、ななくさ」とばあち…

１２時になった。家に帰ろう。トンネルの入口まで帰ってきたら、 ほうき片手のばあちゃんが来ていた。杖のつもりだろくか？不気味だ。玄関に毛糸の帽子と麦藁帽子を置いていたら、重ねてかぶっていて、暖かいだろうが、見ると不気味だ。「魔女の宅急便」では…

昨日の雨があがったので、ばあちゃんをほっといて畑に行った。 池の金魚がいない．．．草の下に隠れたかな？と思っていた。畑の作り手が言う。「金魚がいませんね。さっき、大きい鷺が飛んだでしょ。食われたんと違いますか？」うそ！ とんでもない！ あんな…