認知症の症状 和田行男さん登場

+ではクイズ 4つの場面の絵が出る
 1.人の名前などを忘れる
 2.家にいるのに「家に帰りたい」と言って出て行こうとする
 3.同じ物を何度も買う
 4.「ない、ない、どろぼうに盗られた」と言う
 さて、これは? 1と3が認知症の中核症状。2と4は周辺症状。1は「見当識障害」3は「記憶障害」
 和田さんが言う。「2と4は、安心・安全を与えるケアでなおす。誰でも大事な物はしまっておきたい。見えないところにしまう。しまった場所を忘れる。自分が悪いと認めない。ない、ない、盗られたと思うのは誰でも同じ。僕でも同じ」
+「単なるもの忘れ」なのか「認知症」なのか、チェックポイント これは認知症の疑い
 1.テレビを見ているが、内容がわかっていない
 2.鍋をこがす
 3.物の置き忘れ
 4.興味がなくなる
+病院に行くのを本人が嫌がるときの対策
 「私が体調が悪いの。一緒に病院についてきて」と言ってついてきてもらい、ついでに受診する。
+「介護短歌」から2家族を紹介
+メールから「家族は大変だ」
 和田さんの解説。「認知症という病気を理解する」「本人をよく知る」ことが大切。今までは「本人は何もわからない」と思われていたが「そうではない。わかっているが、言葉で表現できないだけだ」本人は何ができて何ができないか、よく知ってできないことを援助する。