ようこさん登場

 ようこさんがつどい場さくらちゃんにやってくる。ようこさんはお母さんとくらしているが、ここに来るようになってから...
 ようこさんの家に行く。お母さんは撮影スタッフにぬいぐるみを見せている。スタッフに訊かれ、ようこさんを指して「この人は私の姉ですよ」と言う。ようこさんは、まるちゃんたちに「一番世話をかけたくない相手が娘さんでしょう。だから『姉』と思うことで、甘えられる存在にしたのかも?」とヒントをもらう。ようこさんは『姉』としてふるまうことにした。
 それでも、夕方になると、お母さんは落ちつかない。「あんたの家、どこ?」と訊く。「ここよ」と言うと「じゃ、お邪魔してるわけ?」と言う。これがすごいよ。「いいよ、いてくれて」と言うと落ちついてくれる。
 またようこさんには、お母さんを落ちつかせる、とっておきの方法がある。お母さんの背をトントンとたたきながら「き〜み〜が〜みむねに〜だかれて〜」と歌う。蘇州夜曲だ。
 いきなり、まるちゃん、どアップ!大きい画面にまるちゃんの顔と肩のごくごく一部!びっくり!した〜...すご!
 「その人の人生をたどる」とまるちゃんが言う。「うけいれるカギがここにあります」お母さんは若い頃、蘇州に渡り、念願の子供を授かった。一番輝いていたときなのだ。