「教え子通信」

 そのまにメール便を作る。今日は「教え子通信」だ。中学校の基礎学級(勉強が苦手とか特別に配慮のいる子たちのクラス)の教え子。私がその学校に行く前の卒業生が、施設に入っていて、先日、診療所で出あった。教えてないのに「先生」と呼ぶから知らない人にまで私の素性がばれる。ま、いいか。その子が「私、18歳でここに来て、もう45歳になった」と言う。「そうかぁ〜、そんなになるのか〜」と感慨深い。では私の教え子は何歳?
 しばらくして、教え子のお母さんから「転居通知」がきた。何の偶然?電話してみたら「懐かしい〜。写真、送って」と言われた。そこで、これはもう「教え子たちが私を呼んでいるのかも知れない」と勝手に解釈、通信を書いた。「ベターケア」の画像も借りて「元気だよ。ばあちゃんと一緒に本にのったよ。見て」と書いた。