さくら会例会「おむつの学習会」

 おむつを売るのが仕事の「株式会社アルバ」の小槻さんと、メーカーの「クリエイティブカミヤ」(東京)の松本さんが来てくださった。
 小槻さんは、もともと介護職だったそうで、今は紙おむつの材料をメーカーに販売し、施設や病院に紙おむつを販売する。そして施設で夜間におむつ交換の実習をさせてもらう。「男のおむつアドバイザー」を目指している。「なぞのナース・澤田さん」とともに「おむつをはずしていこう」と取り組んでいるのである。
 小槻さんは「皆さんが最初におむつに出会うのは、救急車で運ばれた病院なのですよ。まず『おむつ、しときましょ』『管、つけときましょ』です。これは尿意と羞恥心をなくします」と言われる。病院の都合なのである。「なおってきたらはずそう」という発想はみられない。
 次に松本さんが実物を見せながら説明してくれる。この会社は業務用を扱い、市販していない。サイズとあてかたの説明あり、値段も教えてもらった。
 質疑応答になり、またも小槻さんが説明する。小槻さんは自分で1ヶ月も紙おむつをつけてみたそうだ。聞くも涙の物語、とても書けない。ごめんね。
 どこが吸収するか知っていますか?真ん中の吸収体です。立体ギャザーが漏れを防ぐのだが、ギャザーの内側しか吸収しないのをお忘れなく。紙パンツにパッドを併用するなら、普通の布パンツにパッドのほうが、むれなくてよい。
 むれるのです。かぶれます。ギャザーの部分は接着剤です。
 これからの情報
1.ヘルパーも家族に習っていくのだ。この人にはどれがよいか、家族が勉強して伝えていくことが大事。
2.「つどい場さくらちゃん」に小槻さんが全メーカーのおむつの見本を持ってくる。次回は「さくらちゃん」で学習会をする。(電話 0798−35−0251)
3.9月17日の「おむつはずし学会」に小槻さんも来てくださる。