まるちゃんを迎えに行く

 みんな、まるちゃんに会いたいのに、まるちゃんは午後から大阪で講演を頼まれている。しゃあない、稼いできて、というわけで私がEさんの車に乗せてもらって駅まで迎えに行く。お迎えボランティアの特権は「一番にまるちゃんに会えてしばらく独占できる」それだけなのに、いそいそと行ってくださるからありがたい。
 “我夢”に着く。近所のメンバーが次々にやってくる。私が順に紹介をして、まるちゃんが話す。11時半にもならないうちに、まるちゃんはLさんに送ってもらって去って行った...そよ風のごとく?
 ご近所メンバーと言っても、初対面の方も多い。バス停の数で言えば9つ分の広さがある。みんな〜、ごくろうさ〜ん。その上、飛び入りもあった。一人はケアマネさんから「さくら会からの案内」ちらしをもらった人で、隣町に住んでおられ、しかも私は10年前に知り合ってふだんは会わないまま、ここで再会するなんて、なんという偶然、神様のお導き。
 もう一人は?我が目を疑った。悦子さんやんか、北海道の悦子パパの娘さん。「申し込むのを忘れ、集合場所に行くとバスは出たあとだった」と言う。「どうやって来たん?自転車?」「まさか、悦子パパの宇宙遊泳やろ?」と言うと「自転車・電車・バス」であった。まあまあお疲れさん。