バスが来た

 会長さん初め、さくら会の皆様、ご到着。迎える側と交互に座る。
 司会は勝手に私がする。昨日作ったプリントを配り、順に紹介して一言ずつ言ってもらう。もちろん「たたかうおばあちゃん・読者」クラブという感じの人が多くて、介護中の方はなかなか出にくいのだけれど、この場にはあったか〜い雰囲気が流れているのか、率直に現在の状況や困っていることなども話されて、聞いていると、涙が出そうになったり、本人がつまって涙ぐんだり...いいのよ、みんな、通ってきた道、わかる、わかる、であった。
 「皆さん、一つお願いが。ここで話したことはこのメンバーだけの秘密ですよ。このメンバーに再会して『あのときは...』というのはいいけれど、他の人には言わないでね。信頼の世界ですから」とくぎを刺す。
 つぎに、来てくださった人。会長さんから、身の上話からわが市の現在の状況とか、いろいろ聞けてよかったよね。
 あとの人も順に紹介する。「まるちゃんに知り合って、さくら会に入ったのは三好春樹さんの講演会のとき。その前夜祭でいよちゃんに知り合った」と紹介すると、誰かが「紹介、上手ね」と言う。そうよ、まるちゃんの司会の技を盗んだのよ。
 Lさんが戻ってこられて「保育園にお芋やら大根やらおろしたら、子供たちが『ワァー』っと言って喜びました。収穫祭をした気分です」ほらね、やっぱり巨大芋は保育園だ。
 あとは畑に行くのだ。お勘定もすませて、おトイレ借りて、外に出たら畑まで歩いて行く。5分もかからない。