学生のアンケート

 ずいぶん若い介護者?と思っていたら、大学院生だった。「研究論文を書くから、アンケートに協力してほしい」と言う。今までにもアンケートには何回も協力したけど、結果を教えてもらった覚えがない。社会福祉協議会や「さくら会」や「つどい場さくらちゃん」を通したものなら、そこへは届いているのかも知れない。
 「案」を見せてもらった。「あなたは○○さん(介護されている人)をどう思いますか?」「一緒にいて楽しい?」「介護は〜だと思う」たとえば「天命」「しかたなく...」「喜んで」
 家族の気持ちを確かめたいのか?思わず「回答拒否」と言うと困った顔をするので「私は自分とは向き合わないの」と強烈な答をすると、まるちゃんがとりなしてきた。
 あのね「負の連鎖」「誘導尋問」
 それでなくても、家族は「自分のやりかたが間違っていたのではないか?」と自分を責める発言を繰り返しているのに、それを今、まのあたりに見ているのにこんな質問ばかり並べ立てるのが間違っている。心が痛まないのか?少しならいい。でも、これは多すぎる。多すぎると、つもりつもって「負の連鎖」で「あ〜、やっぱり、私が悪いのかも...」と沈んでいく。「だめ!明るく、闘わなきゃ!生きてるんだから、何度でもやりなおせる」