診察

 所長の女医先生だ。「医療制度が変わって、老人検診も変わっていますよ」と言われ「最近心電図をとっていませんので、いつか、とりましょう」と言われた。
「かかりつけ医についての講演を聞きました。ある朝、ばあちゃんが起きてこない、見に行ったら冷たくなっていた、そんなときに救急車を呼んではいけない。かかりつけ医を呼んで死亡診断書を書いてもらう、という話でした。今からかかりつけ医を探さないといけないと思っているんです」と言うと「看板を出している医者が少ないですよ」と言われた。「今から行かれるなら、こちらで出している薬やら、書いてあげますよ」とも言ってくださって「たたかうおばあちゃん66号」の長尾和宏先生の講演の話をしたら「読んでみます。いろいろ勉強されてるんですね」と言ってくださった。
 終わってから、前からの読者の職員さんにも「66号」を持って行った。「ばあちゃんの話だけでいい。あんたの話は要らん」と言うのは、おかしな友達だけで、病院にくれば、ばあちゃんの話よりも「つどい場さくらちゃん・講演会」の内容に関心を持ってもらえるようだ。
 だったら、聞きに来てください、と思うのに、な。案内状は発送しているし、来てくれるスタッフさんも複数いるんだけど、な。これをリアルタイムで読んでくれている人もいるんだった。(うっかり、へんなことをかけないのだ。うふふ)それにしても、なんか、雰囲気、変わったな、と思う。