ディスカッション2「『地域で多機能ケア』を可能にするご近所応援団」16:20〜18:00

  最後まで聞くと遅くなるし、疲れるので、5時には出ようと思う。それで前の方の関から後ろから2番目に移動した。高いところから見下ろすことになり、気分が全く違う。顔が見えないぐらい人物が小さい。やはり席は前が良い。
コーディネーター 龍谷大学社会学部教授 筒井のり子さん

パネリスト 
 1.エフ・エー大阪府)理事長・コーディネーター 長福洋子さん
  「エフ・エーさろん」は2007年12月1日、大阪市阿倍野区王子商店街の一角にオープンしたコミュニティサロンである。全面ガラスで中がよく見える。「現代の井戸端」なのだそうだ。ミニコンサート・お話し会・うたごえ喫茶・食講座・ふらっとホームセミナー(団塊向き、飲み会つき)・若者塾(高校生、のちボランティアに育てる)などの催しがある。
  やっていることは「ふれあい活動(有償ボランティア)」「社会教育事業」「組織サポート事業」「はなまる介護事業(ホームヘルパー派遣)」「ヘルパー研修」「はなまるクリンサービス(家事代行・おそうじサービス)」
 
 2.宅老所あんき愛媛県)代表 中矢暁美さん
  「あんき」も読んだことがある名前だ。中矢さんは昭和37年に看護師として働き始め、ホームヘルパー・特養を経て、1997年3月「宅老所あんき」を作られた。「はじめは誰も来ない」日々であったと言われる。
  パワーポイント発表は「人と人、人と場、場と場をつなぐ『地域ケア会議』の可能性」
  2・3ページ「地域資源の掘り起こし」地域通貨『いまづ』というのがあるそうだ。会員になると『いまづ』の文字が貼付してある小石が20個もらえて、サービスを使うと1個支払う。毎年20個ずつもらえる。目的は「世代間交流」「向こう三軒両隣の再構築」だ。
  4〜7ページ「活動から始まった縁側作り」
  8〜10ページ「心のテーブル」年に4回開催
  11〜12ページ「地域をまきこむ推進介護のあり方」これがだんだんメンバーが増えていく。第1回平成18年には民生委員・ボランティア・kっ家族・地域包括支援センター・あんき全職員。第3回には縁側プロジェクト・介護保険課が加わる。第4回には大学講師と学生が追加。19年度には町内会長・縁側を支えてくれている近隣のおばちゃん達が加わる。「推進介護こそ地域をまきこむチャンス!!」とある。
  13〜14ページ「自治会の協力で防災訓練」
  15〜20ページ「今後の課題」・・・*普段の地域の中に出向く機械を多くする *地域の中の資源8たからもの)を探し、ネットワーク作りをする
  21ページ「街づくり支援ネットワークの関わり」
  
 3.地域包括ケアセンターいぶき滋賀県)センター長(医師) 畑野秀樹さん
  1ページ「滋賀県米原市における『地域包括ケア』」
  2ページ「時代の先端を行く米原市と市民の生き方」「高齢者は先生」 
   +高齢者に、最後まで働いてもらおう +生きがいを持って生きてもらおう  +家や地域における役割を持ってもらおう  +老いても家で暮らそう  +家で死のう
  3ページ「時代の先端を行く米原市と医療介護の支援」
   +リハビリをして家に帰す・畑に返す医療や介護を  +介護のお世話になっても、畑ができるように  +入院はできるだけさせない  +お嫁さんを働きに出そう・・・仕事に行ける介護を  +命の大切さを、こどもたちに伝えよう
  4ページ「地域包括ケアセンターいぶき」公設(米原市)民営(地域医療振興協会
  5ページ「地図」
  6ページ「ケアセンターいぶき 施設の概要」診療所5ヶ所・訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所・デイケア(20人)・老健(60床、うちショートステイ10〜30床)
  7ページ「地域包括ケアセンターいぶき 職種」医師4名・看護師21名・介護士25名・理学療法士3名・作業療法士1名・薬剤師1名・管理栄養士1名・事務他6名 計62名
  途中略 14ページ「地域包括ケアとは」
   +保健・医療・福祉をひっくるめたまちづくり  +病気の予防〜病気の治療  +乳幼児〜小児・学童〜成人〜壮年〜高齢者まで  +目標は「住民の健康と安心」
  16ページ「一人あたり老人医療費(最新データ)・・・「米原市は安い!」の吹き出しが嬉しそうだ〜
  あとは省略。途中で出たから申し訳ない。でも「90歳まぎわまで草引きばあちゃん」だったから「年をとっても畑仕事」ってやっとわかってもらえる田舎に出会えたかな?田舎の良さを知ってほしいよね。
  
 4.大津市社会福祉協議会滋賀県)副参事 山口浩次さん
  ごめんなさい。聞いておりません。

 本日の感想。沢山来ておられた。話は難しい。専門のことはわからない。私みたいに「ぼけばあちゃんの家族」という立場の人はいるの?
 今回からつけ加わった「地域サロン」というのは、地域のボランティア団体が場所を借りて毎日やっていたり、週に何回かやっていたりである。まるちゃんのように自分の住処で個人的にやっているのがあるのだろうか?「つどい場さくらちゃん」はかなり特殊だなあと思った。