「反貧困 『すべり台社会』からの脱出」湯浅 誠著 岩波新書 2008年

1.貧困問題の現場から
 (1)ある夫婦の暮らし
 (2)すべり台社会・日本
  *三層のセーフティネット  
  *皺寄せを受ける人々
 (3)貧困は自己責任なのか
  *五層の排除   
  *自己責任論批判   
  *見えない“溜め”を見る(“溜め”とは“ため池”の“ため”)   
  *貧困問題をスタートラインに
2.「反貧困」の現場から
 (4)「すべり台社会」に歯止めを
  *「市民活動」「社会領域」の復権を目指す   
  *起点としての<もやい>
 (5)つながり始めた「反貧困」
  *「貧困ビジネス」に抗して・・・エム・クルーユニオン
  *互助のしくみを作る・・・反貧困たすけあいネットワーク   
  *動き出した法律家たち
  *ナショナル・ミニマムはどこに?・・・最低生活費と最低賃金
終章。強い社会をめざして・・・反貧困のネットワークを