「ふたたびのゆりかご  アルツハイマー型認知症の夫と笑い合う日々」多賀洋子著 講談社 2009年

 「ブリコラージュ」に広告がのったのだ。
 2008年、NHK「介護百人一首」に入選されたのだ。
 「もう君を幸せにできんと泣いた夫(つま)惚(ほう)けてもなお優しいあなた」

 この本は良い本だが、短歌はねぇ...短歌で気持ちを表すのは生々しすぎるよ。
 私の俳句「柚子風呂かもったいないねと母が言う」
 「ばあちゃんも畑見回る木の芽時」
 ぐらいでちょうどではないの?
 
 でも良い本なので、どうぞ。ただし、自分と比べたりしないように、ね。