つづき

「かいご学会 in 西宮 2009」「認知症
岸川先生の講演の時間が余ったので質問しました。「母は80歳過ぎてぼけたから、こんなのは普通だと思っていました。脳の検査はしていません。90歳まで草を引いてくらし、92歳で施設にやっと入所できて2週間めに亡くなりました。『腹部大動脈瘤破裂』でした。大往生で立派な骨でしたので、皆、満足しました。こういうのも「アルツハイマー病」にくくられるのですか?」答えは「以前は『若年性のアルツハイマー病』と別にして高齢の人は『アルツハイマー認知症』といっていましたが、脳の画像が同じであることがわかって同じ病名になりました。大事なことは病名ではなく『その病気で脳のどこが障害を受け、どういう症状が出て、その結果、日常生活でどう困るのか、どういう援助をしたらよいか』です」うん!わかった!よ〜くわかりました。こんなに明快に説明できることだったのですね。今までこういう先生にめぐり合えなかっただけなんだ。もっと頑張って勉強しようと思ったことでした