紫陽花の会

 「新年会」なので、ビールまたはお茶で乾杯!
 新しいメンバーは、去年からご主人を介護している人、転勤がすんで帰ってきた人、幼児を二人連れて来て「将来は介護職になりたい」と言う人、看護師さん。みんなで10数名。
 「お料理、一人前半、作ってきて」と言ったのに、3品もしかも「15人前」作ってきた人、おぜんざい大鍋に一杯の人、「ひきたてコーヒー」と言いながらたててくれる人。
 「マイお箸とお皿とコップを持参」と書いておいたのに「え?知らん」と言って忘れてくる人、そんな人のために、紙コップと紙皿と割り箸をたくさん持ってきた人。
 「こんなに食べられない」と言いながら、すんだら「さぁ、デザート」と言って、おはぎを配る人...ほんまに、もう〜...
 しゃべる、しゃべる...私に「あなた、吉本新喜劇に入ったらいいわよ」と言っておきながら、その人の話の方がよっぽど、おもしろかった。関西のおばちゃんはこわい〜...

 おもしろかった話を一つ。
「主人はまだ若くて、話もできるので、デイサービスに行くと、80代のおばあちゃんたちにもてます。おばあちゃんが『ご主人のこと、もっと知りたい』と言うので、私、『どうぞ、さしあげます』て言ったのよ」!!!

 そんなこと言ってるけど、その前には「主人が病に倒れたとき、生きててくれてよかったと思ったの。いなくなったら、一人でどうしようかと思う」と言ったのよ。つらい介護もものの考え方一つで、明るくのりきれる。笑ってごまかせ、関西人。ではまたね。