本「たたかうおばあちゃんが行く!」

 本が分厚いのを私も後悔しているが、今日は「厚いよ」と言われた。「読む気力が出ないよ。現在進行形のときに冊子で読んでいるから」と言う。
 それはある。冊子で読んだことが無い人なら、介護中でも「どんなだろう?」と思って読める。「参考になるかも?」とも思う。
 介護していない人は「面白い!」と言いながら読める。
 しかし、冊子で読んだ人が、この分厚い本になった物を読めないのは、追体験がしんどいのだ。私も校正のときに何度も繰り返し読んだので、本になってからはページをめくってももう読めないのだ。時間が解決するだろう。