夏祭り

 神社の夏祭りだ。婦人会は張り切ってお料理を作る。境内にプロパンガスこんろを持ち込み、野菜をいためたり、肉を焼いたり、フライドポテトを作ったりした。
 町内会長が「今年は20周年記念です」と挨拶をする。良いお天気だ。皆でいただき、すいかも食べる。「この西瓜、3500円やって!」と言う。高いなぁ。それはそれは甘いわよ。
 子どももゲームをしたり、お菓子をもらったりしている。
 中に「的当て」があり、的は山の斜面に置いた「水入りペットボトル」で、当てるのは鉄砲ならぬ「消火器」である。消防署で貸してくれる「訓練用」の物で、先に水を入れて、ポンプで空気を入れて圧力をかけると、ピンを抜いたら、圧力で水が飛ぶ。おばちゃんは「噴霧器の原理やな」と言う。さすが、百姓!農薬をかける噴霧器の原理か。しかし、これで水を放射しても的に当てるのは難しいそうだ。