荒岡さんから電話をいただいた

 留守電に「報告書を送りました。また電話いたします」と入っていたので、あわてて報告書を読んだ。
 これはよくできていた。真面目に取り組んでおられる態度がよくわかった。
 アンケートも「食習慣と認知症の発症とを関連づけるのは無理がある」とか書いてあり、率直である。そうですね。何が原因で発症したかは、今でもわからないですものね。
 原因がわからないにしても、日頃に気をつけることはできるという発想で、{4}のところで、いろいろ実践しておられる。それはすばらしいと思う。見学も、高額の費用の要るグループホームのような気がするが、「うちのような庶民は、よう入れてあげられん」とも思うが、それは、他に見学のあてがなかったのだろう。しかたがない。
 全体として、良いことをなさいました、という感想を持った。
 電話をいただいたので、そう申し上げると「いろいろ教えていただいてありがとうございました」と言われた。今後もチャンスがあれば訴えようと思う。少しでも家族の気持ちを知ってもらって参考にしてもらいたい。
「受講者も身近に患者がいたりして、関心は深いです」と言われた。「はじめに」に反映させたらよかったのに、と思う。