「当事者として思い伝える」

 神戸新聞10月3日「病 それから 認知症
 国際アルツハイマー病協会国際会議組織委員 杉野文篤さん
 「杉野さんは大学の事務長をしていた時にアルツハイマー病と告げられた。
『早期診断、早期絶望だった』と言う。
 仕事に支障をきたし、1年間悩みぬいて退職。
 妻が探してくれた認知症サロンで出会った人に、専門病院を紹介してもらい、若年性認知症向けのデイケアとして行われているテニスサークルを知る。
 認知症になっても運動はできると希望が持てる。
 『認知症の人と家族の会』会員として、当事者の思いを発信する。
 妻は講演の草稿作成やスケジュール管理で支える。」