当事者が発言する

 今年は「障害者差別解消法」が施行された年だ。
 この切り抜きに見ると、当事者が発言するようになったとみることができそうだ。
 「認知症の人と家族の会」もそうであった。
 初めは高見国生会長らが「ぼけ老人をかかえる家族の会」を作られた。
 のちに「認知症」と呼び名がかわり、認知症の人、本人が発言し行動する時代になった。
 障害者と言って、他人ごとにしている限り、距離は縮まらない。
 ひとはだれも「生病老死」から逃れられない。
 ひとのお世話になって生きる時が来る。
 竹田契一先生の講演を再録する。