ばあちゃんのデイサービスの歴史「家族がもの申す介護」

*最初の週1回のころ・・・連絡帳に「ご飯をだすと『ご馳走やなぁ』お風呂に入ると「ええ湯やなぁ』と言ってくださいます」とあった。「『こんなとこ、初めて来たわ』と言われます。先週の利用のことは忘れています」と続く。私が、家でのばあちゃんの様子を書き「こんなときが困る」と書くと「デイではちゃんとしています」そりゃ、そうだろう。まだ「おべんちゃら」も言えるし、外と中の使い分けができていたから。私としては、家での対処のヒントが欲しかったのだ。デイでの対処について批判も何もしていないよ。そこで「午後のリクレーションの内容を書いてください」と書いてみた。次から何をしたかがわかり、ばあちゃんの様子がわかり、家での対処の参考になった。朝は「迎えに来るねん」とちゃんと待っていた。
*週2回になった・・・ケアマネさんが「空いていますよ。2回にしませんか」と言われたのだ。行ってみると、楽しみのようで助かった。
*週3回になった・・・月・木・金になり「次回のお知らせ」メモをもらうが、金曜日の朝は「どこ、行くのん?行ったことないわ」になってしまった。週3回はハードで疲れたのだろう。
*月曜日から金曜日までの週5回をやってみたが、失敗・・・これもデイの施設からの提案で、私は「畑に行きたくなるからあかんやろ」と思ったが「ま、やってみましょ」ということで、スタート。やはり、いらいらになり、やめた。
*今は・・・基本は月・火だが、木曜日から月曜までステイに行っても、次の朝の火曜日はまたデイに行くから不思議。このごろ、午後のひとときが落ち着かなくて困る。人の動きが気になるらしい。「春は木の芽どきで、しかたがない」とお願いしてあるが、どうも...怒りまくる?机をドン!とたたいて怒るのはしょっちゅう。
*連絡帳のコミュニケーションがうまくとれない。私が質問を書いても答えはなく、すれ違う。「どう思いますか?」「ご意見を」と書くと、主任の意見(統一見解なのか?)が帰ってくる。他のスタッフの声も聞きたいが「ばあちゃんの様子」の記述はあっても「感想・意見・考え」は無い。認知症ではない家族とコミュニケーションがとれないでいて、どうやって「宇宙人」のばあちゃんに寄りそうのだろう?
*迎えに来られた時に「近視ですから、離れた人の顔は見えません」と言うと「あら、そうなんですか?」何年、ばあちゃんとつきあっているの?「聞こえません」と言うと「聞こえてますよ。私達が話していると『え?何や?』と言われますよ」それが聞こえていない証拠やんか。聞こえていたら聞き返さないわ。何か、テストは無いのですか?読ませてみたら理解度がわかる、聞こえているかいないか返事でわかる、そういうのがばっりちわかるテストは現場で作れないのですか?いらないのですか?時間がないとか、そういう問題ではなく、必要性は無いのですか?活動内容がわからなくていらいらしているばあちゃんの心が、読めませんか?