平成19年度西宮市 認知症サポーター養成講座

 ここでもテキストは「認知症サポーター100万人キャラバン 認知症サポーター養成講座標準教材 認知症を学び 地域で支えよう」と「地域のみなさんへ “認知症”でも大丈夫 正しく知ってみんなで支えよう」である。(11月18日を参照してください)
 講師は“某”グループホーム長の女性である。「キャラバン・メイト」というのだそうだ。
 最後に「私の親戚も認知症の初期の“まだらボケ”状態であったらしく、家を出て迷子になり、探してもみつからず、ちらしを配り、さんざんしたあげく、1ヵ月後に隣の市の山の中の池に落ちて死んでいました」と言われたのが、一番具体的でショッキングであった。
「では、こうならないために、家族は何を地域社会に訴え、地域社会はどう援助したらいいのでしょうか?」と話を始めればよかったのだ。貴重な時間だ。テキストをだらだら読むような話をしないでください。私はあとで「ここがおかしかった。これは間違いだ」と言わねばならないので、一生懸命メモを取りながら聞くが「認知症って何?」ぐらいの気持ちで参加した人は寝てしまいます。
 またまた過激でしたか?それぐらい、家族は怒り沸騰しているのよ。もう、だまっていたら、このまま、ほわ〜んと流れて「私、講座を受けました。今日からサポーターしま〜す」なんて時代になったら、本人はもとより、家族が浮かばれない。
 講義の内容は省略する。