2005-12-31から1日間の記事一覧

暖かい。大晦日だ。明日のお雑煮の大根と人参をとりに行かなければ...ばあちゃんをほって行くと、また、ややこしい。冷蔵庫に直行するだろう。連れて行こう。「畑に行くよ」と言うと「誰と行きます?」と訊く。一人では行けないらしい。私が歩きだすと、…

犬が小屋の外で寝ている。毛布を丸めて、その上に丸くなって!なんで? もう11才だ。「高齢わんこだから、大事にしろ」と長男が言う。寒くなり、アクリルの座布団カバーのお古を床に敷いてやった。もっと寒くなり、薄いアクリル毛布をやった。奥で丸くなって…

次男が帰省

この春、大学を出て、横浜で働き始めた次男が帰省した。春休みにも、1泊だったかで帰省した。今度も、夜行バスで帰省し、また夜行で帰るので、家には2泊しかできない。長男は「人が多い年末に、帰ることはないやろ」と言う。自分の家なんだから、好きなと…

「痴呆老人が創造する世界」

阿保順子著 岩波書店 2004年 1.フィクションを生きる老人たち 2.世間という社会 3.それぞれが抱える事情 4.会話アラカルト 5.行動は語る 著者は看護師として病院に勤め、今は北海道医療大学看護福祉学部教授だ。この本に登場する老人たちは、…

ご飯のあと、1回分の薬の小袋をテーブルに置く。ばあちゃんの氏名が書いてある。 ばあちゃんは小袋を破るなり、コップの水の上から中身を水にあけようとした。待ってよ!それ、錠剤が2つ。そんなもの、水にとかしてどうするの?