朗読劇

 ごめんね。ちょっと遅刻だった。「おむすびころりん」が終わっていた。
 友達は「ソメコと鬼」の「ソメコ」役だった。5才の女の子の役で、頬紅をつけ、かわいらしかった。学生時代から最近まで、コーラスをしておられたので、声もはっきり良く聞こえて、動きも若々しい。「同級生に見えないね」と言われてしまった。
 休憩時に3人で来ていた同級生グループに出会えた。
 「鬼と后」では、お后の役をしておられた。表情がとても可愛く、色気があった。すてきだった。
 終わると、ロビーで出演者と客が話ができるようになっていた。3人グループは花束をプレゼントされた。私は?「花たわし」だ、いつも、いつも、あはは。「よかったわ〜」「すてきだった〜」「良い声」とかいろいろ誉めて、ご本人も「また来年も来てね」と言われた。お雛さまのようなすてきな衣装は、先生の手作りだそうだ。いいな、うちこめるものがあって。元気の素だよね。それで、また見ている人にも元気を届けられる。