世界アルツハイマーデー

今日は世界アルツハイマーデーである。

昨日の朝日新聞の一面の下の本の広告は認知症であった。

「とかげのアンソニー」小林博子作・絵…認知症のご本人と、介護するご家族へのメッセージを込めた、大人のための絵本。星和書店

「記憶がなくなるその時まで」G・サンダース著、藤澤玲子訳、新曜社

認知症ガーデン」上野富紗子・まちにて冒険隊、新曜社

「おばあちゃんがぼけた」村瀬孝生著、新曜社

認知症ポジティブ」山口晴保著、協同医書出版社

「こころの名医が教える認知症は接し方で100%変わる」吉田勝明著、IDP出版

「薬を使わず、心の病と認知症を治す」神津健一著、素朴社

認知症の人の心の中はどうなっているのか?」佐藤真一著、光文社

「百まで生きる覚悟」春日キスヨ著、光文社

中でも

「ばあちゃんがぼけた」の著者の村瀬孝生さんは、九州のグループホームの管理者だ。

私は20年前に「宇宙人」の母と暮らしていた頃、家族の会で勉強を始めた。いろいろな講演会を聞きに行った。

認知症は「一旦、成長した脳が何らかの病変でその機能を失った」と説明されていた。

講師が「質問は?」と言われ、私が「年とってぼけたって、普通でしょう?」と言ったら、講師が固まった。

介護職は目の前にいきなり、宇宙人ばあちゃんやじいちゃんが来たら、若い日のその人たちを想像できないらしい。

だから、私がブログを書いた。ベターケアに載せてもらった。チャンスがあるたび、同窓会誌まで投稿した。

「私が20年前に言ったやろ?」と言いたい!

やっと世の中が私に追いついてきた!

って、毎年、この時期に書いている。介護者の会に行くと、毎回、介護の初心者の悩みに出会う。

昨日の広告の真ん中に「ひとごとではありません」と書いてある。