一般市民公開講座
昨日は明石市の講演会に行きました。
兵庫県作業療法士協会の主催でした。
「認知症の人と家族の会」のチラシも入っていました。
映画「ボケますからよろしくお願いします」はしんどかったです。
延々と百分も見せられて、介護経験者は泣いたり、
「思い出して辛い」と見終わって帰る人もいました。
次の講演は、中西誠司さん。
神戸市北区長尾町、キリンビールの近くです。
中西さんが映画の説明をしてくださいました。
「認知症になって、失われることもある。失われないこともある」
そうですね。
映画の説明を聞かないと理解できない映画って、何でしょう?
短い講演でした。
最後の5分の質問に、誰も手をあげないので、
「母を介護できたのは介護保険のおかげ。初期から適切に使う。
認知症予防は目と耳と歯」と言いました。
私の発言は、わりに喜んでもらえたようで、え?という感じ。
終わって出たら、ロビーに中西さんがいて私の本を覚えておられた!
横にいた人が私に「前に、壇上で発言しているのを聞いた」と言われました。
だから「たたかうおばあちゃんが行く!」をその人に売ってきました。
興奮したまま帰りました。
あとでわかりました。
あの映画の長すぎたこと。
その理由は、サービス利用にたどり着くまでが長すぎた。
つまりは「介護は知識と人脈」がなかったのです!
だからサービス利用にたどり着けない。もったいないことだと思います。