我が村の歴史

 我が村には元中学校の校長先生が書かれた公式の「村史」がある。この校長先生は「探史会」というグループを作って活動されていた。亡くなられたあとも、メンバーは村の普通のお年寄りに聞き書きする活動をしている。「村の年中行事」「方言」などの本を出版されて、公共施設に置いてある。
 「探史会」の世話人のおじさんが家に来られた。今回は「公式村史に載っている以外の、昔から言い伝えられた話の集大成」を出版されるそうだ。おおげさ?おおげさなぐらいでちょうどよい。それで、私の書いた子供会通信「山の子 故郷の昔と今」が目に止まったらしい。原稿を「一応書いてきたので目を通して」と言われた。私のは、お年よりの聞き書きと歴代町内会長の寄稿なので、ね。もう13年も前の文が、こうして生かしてもらえるのが嬉しい。