集会のご案内(ハスカップ通信から)

 どうなる介護保険?-No.02 「認知症ケアのゆくえ」
日時 2010年8月26日(木)18時30分〜20時30分
会場 東京ウィメンズプラザ視聴覚室C
発言者(予定)
 沖藤典子さん(ノンフィクション作家)
 小島美里さん(NPO法人暮らしネット・えん代表理事
 石毛えい子さん(衆議院議員)ほか
申込フォーム:
http://haskap.net/cgi-bin/seminar/index.cgi

介護保険法改正のための議論がはじまっています
 介護保険法改正案の2011年通常国会提出をめざして、
 社会保障審議会介護保険部会で議論が行われています。
 現在、介護保険の各サービスについて検討が行われますが、
 8月30日の第30回介護保険部会のテーマは、
 「認知症者への支援の在り方」、
 「要介護認定について(区分支給限度基準額を含む)」、
 「ケアマネジャーのあり方」です。
「地域包括ケア」が描くのは"現行のサービスにとらわれない支援"
 第26回介護保険部会では『地域包括ケア研究会報告書』
 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)のヒアリングが行われました。
 同報告書は、認知症支援は「現行のサービスにとらわれずに、
 声かけ・誘導・生活援助を含め検討していくべきである」としています。
 ケアマネジャーについては「利用者や家族の意向を尊重するだけでなく
 自立支援に向けた目標指向型ケアプランを作成し、
 利用者や家族と合意を形成していく能力が求められる」とし、
 「地域包括支援センターの職員を中心とした専門職が、
 自立支援に資するケアプランになっているかどうか評価を行う」
 ことを提言をしています。
 そして、要介護認定については、
 すでにいくつかの市民団体から廃止、簡略化の提言、
 それに対する批判などの意見が公表されています。
改正に向けて私たちが望むのは...
 介護保険部会は9月末まで各サービスについての検討を進める予定です。
 介護保険の10年をふりかえりながら、
 私たち被保険者が望む制度改定とはなにか、
 多くのみなさんと意見を共有したいと思います。
 多くのみなさんのご参加をお待ちしています!