「認知症の人と家族の会」兵庫県支部月例会

 農閑期の今頃の年に1回しか行くチャンスが無い。
 4月末の国際アルツハイマー病協会の国際大会も、京都の北の端、京都国際会館だから、うちから2時間では着かないだろう。
 しんどいし、なあ。やめるかな。早期登録もしそこねた。
 さて、「家族の会」はエキサイティング!
 神戸の「つどい」は男性が多い。
 介護が始まったばかりで迷いの中の人、真っ只中で悩み多き人、バンバン言う人を、「卒業した人」「施設に入ったから時間の余裕ができた人」「介護職の人」が、なぐさめる。
 私が「介護していたら自分が体をこわす。胃ガンになった」と言うと、他にもガンになった人がいた。 うつになる人もいるし、ねえ。
 「社会資源を使いなさい」と言う人がいると「まだ始まったばかりの人に言うのは言葉が難しい。デイサービスやショートステイやヘルパーや、そういうのを使うのです」と言う人。
 「若い時に苦労かけた妻やから、そういう施設のようなところにやるのはかわいそう」と言う。
  優しい人なんだろうね。優しくなければ悩まない。
 「大丈夫。私の母は若い職員に優しくしてもらってにこにこしてます。慣れたら大丈夫。かわいそうと思わなくてもいいですよ」と言うと「デイサービスに行くと帰ってきて文句を言う」「デイサービスはいろいろあるから、他をあたってみる手もある」「市役所に窓口があるから相談に行くのも一つの手」
 ほんに、いろいろな人がいると、案もいろいろ。
  さあ、笑って帰ろう。笑って飲みに行く人もいるし。