「皇妃エリザベート」藤本ひとみ著 講談社 2008年

 歴史小説だから日本で言えば「篤姫」を読むようなものだ。じつはミュージカル「エリザベート」を見に行った会場のショップでかってきた。舞台を見る前に読んでおけば時代背景やエリザベートの気持ちがもっとよくわかるのだろうが、会場でみつけて買うのだからしかたがない。それでも少しはわかった。そういえば「マリーアントワネット」の舞台を見てから映画を見て、それから小説を読んだのだっけ。いつもこれではねぇ。「一体、何を見に行ったのだ?」と言われてもしかたがない。はい、教え子が出ているから見に行ったのです。好きな俳優さんができたから行ったのです。人生を豊かにしてくれる方々です。